皆さんこんにちは!
皆さんは、「押さえておくべき投資用語が何か知りたい」と思いませんか?
私は現在、新NISAを活用して、いくつかのインデックスファンドに投資をしています。
この記事では、投資初心者の方に向けて「最初に押さえておきたい投資用語10選」について詳しく解説します。
結論!
最初に押さえるべき投資用語が分かることで金融リテラシーが高くなり、自信を持って投資(資産運用)に取り組めるようになる!
最初に押さえておきたい投資用語10選
証券口座
証券口座は、投資(NISA新NISA含む)をするのに必ず必要な口座です。
証券口座は証券会社から開設します。
スマホがあれば申込から運用まででき、開設費、管理費は無料です。
お金を投資に運用しなくても入金だけしておくことも出来ますが、金利は付きません。
投資信託
「投信」「ファンド」とも言います。株式や債券などの詰め合わされた商品です。
投資信託を購入すると、運用会社があなたに代わってファンドを運用してくれます。
通常の個別株だと、ひとつひとつ自分で考えなければならず手間がかかりますし、普通に何十、何百、何千も銘柄を扱う事は現実的ではありません。
投資信託の場合そういった面倒がなく優良ファンドを購入後は「基本ほったらかしでOK」なんです。
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購入時手数料
多くのネット証券会社では、投資信託の購入時手数料は基本的に無料です。
主要ネット証券会社の多くは投資信託の買付手数料が無料です。
購入時手数料がかからない投資信託の事を「ノーロード」と言います。
信託報酬
信託報酬とは、運用会社から引かれる手数料です。
運用してくれる事に対しての手数料です。
これは運用している間ずっと引かれていくものなので、投資信託を購入する前に確認しておく必要があります。
知らずに購入して後からものすこく高い手数料だと気付いたらショックですよね。
そして嬉しい事に「人気のある優良ファンド」はこの信託報酬が安い事が多いです!
ちなみにeMAXISSlim全世界株式(オール・カントリー)の信託報酬は「0.15775%以内」となっており仮に100万円運用していたとしたら年間で577円程度の手数料となります。
安いですね!
基準価額
基準価額とは、株価みたいなもの
ただ、初心者が勘違いしやすいのは基準価額は「低い方がいい」と思ってしまう事。
私も初めはそう思っていました。
通常、投資信託の運用開始時の基準価額は1万円からスタートしますが、発売されたばかりの「全世界株式」の基準価額が1万円だからと言って、勢いよく飛び抜けて基準価額が上がる事はありません。
目指している指標が同じなら、どの「全世界株式」を選んでも、ほぼ同じような動きになるだけです。
投資信託を選ぶ際に基準価額の「高い」「安い」は関係ないということです。
あくまで「購入した時からファンドが何%上昇したか」です。
「基準価額」は「購入金額」ではありません。
今「基準価額」が20,000円だとしたら購入金額も20,000円では?と思う人もいるかもしれませんが、基準価額は値動きの数値みたいなものですので購入金額とは関係ありません。
ネット証券会社の多くは、100円からつみたて投資が出来ます。
100円投資してその後、ファンドが3%上昇したのなら3円の利益が付いて103円となりますし、10,000円なら10,300円ですね。
言うまでもなく元金が大きい方が利益も大きくなります。
しかし、下落する時も大きくなりますので、自分のリスク許容度を知っておくのも大事です。
純資産総額
純資産総額とは、投資家から集めたお金を運用会社が運用し、投資信託に含まれている株式や債券の価値がどれくらいかを表しています。
あなたが投資したお金も純資産総額の一部になっている為、たくさん投資金が集まってくる投資信託は純資産総額も大きくなりやすく、純資産総額を見ればその投資信託の人気度がわかります。
純資産総額の大きい投資信託は安定した運用が出来ます。
その為安心して長期投資したいなら、ある程度の純資産総額は必要です。
ちなみにeMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)の純資産総額は
1,684,631百万円です(2023年12月10日時点)!
1兆円超えです。申し分ないですね。
分配金
分配金とは、株式で言う「配当金」のようなもの
投資信託を購入時に、分配金をその投資信託に「再投資型」にするか「受取型」にするか選びます。
基本的に「再投資型」を選ぶのがいいかなと思います。
「再投資型」にしておけば、分配金を出さずに自動的に再投資してくれます。
eMAXISSlim全世界株式(オール・カントリー)など、分配金をそもそも出さないようにしている投資信託もあります。
その方が複利効果の恩恵もより受けることが出来ますので問題ないですね。
目論見書
目論見書とは、投資信託の概要が書いてあるもの
購入前に必ず目を通し、どんな投資信託か知っておく必要があります。
運用会社や投資先の国、地域、過去のチャート、実績、組入銘柄など、自分がこの先何十年と運用していく事になる可能性がありますのでしっかり把握しておきましょう。
目論見書は証券会社のホームページから投資信託を検索するとログインしなくても誰でも見ることが出来ます。
株価指数
株価指数とは、集まった企業の株価の平均値みたいなもの
日本で有名な株価指数は「日経平均」「TOPIX」があります。
「日経平均」は日本の大きな企業225社の株価から算出されていますので、この日経平均の動きを見れば日本の経済がざっくり把握出来るという訳です。
米国などでもそういった株価指数があり、有名なものでは「S&P500」があります。
こういった株価指数の値動きに、連動するような動きを目指す事を目標として作られた投資信託のことを「インデックスファンド」と言います。
インデックスファンド
「インデックス=株価指数」、「ファンド=投資信託」です。
インデックスファンドとは、目標とする株価指数の動きに合わせて運用してくれる投資信託です。
株価指数であるS&P500が3%上昇すると、インデックスファンドである「eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」も3%上昇するように運用(調整)してくれるという事です。
一方、「アクティブファンド」というものもあります。
こちらはインデックスファンドよりもより高い成果を目指すのを目標とした投資信託です。
長期で運用するのを前提に考えると、高い手数料を引かれ続けた結果インデックスファンドの方が利益が多かったという事も考えられます。
初心者の場合は特にアクティブファンドよりも無難にインデックスファンドで良いかなと思います。
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まとめ
この記事では最初に押さえておきたい投資用語10選について解説しました。
投資用語について理解しないまま投資をする事によって、思ってもいなかった様な結果を生む事も考えられます。
「信託報酬がこんなにも高く掛かるファンドだったなんて!」
「ファンドの中身が思っていたのと違った。」
「純資産総額が少なくこの先このファンドは大丈夫だろうか。」
などという事が起こらないように、最低限の投資用語は押さえておきたいですね。
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