皆さんこんにちは
ファングプラス通信は、毎週月曜日に発信。最新の米国経済ニュースを含め「ファングプラスに特化した記事」をお届けしています。
さらに、毎週異なる「特集」をしています。
今号の特集は、ファングプラスにレバレッジをかけた「iFreeレバレッジ FANG+」についてを解説します!
こんなことが分かります
- 先週1週間と過去長期間のファングプラス(FANG +)・金利・為替のチャートの動き
- 主要インデックの比較チャート
- 最新の米国経済
- 私の月1,000円、投資収益報告
- iFreeレバレッジ FANG+を特集
- ファングプラスが買える証券会社の紹介
- NISAで約100万円運用中
- つみたて投資枠・成長投資枠で運用中
- eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)保有
- eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)保有
- iFreeNEXT FANG+インデックス保有
- ニッセイNASDAQ100インデックスファンド保有
- 証券会社2社を口座開設済み
- 簿記3級取得
はじめまして
ココです
ファングプラス(FANG+)を保有している人も、検討している人も楽しんで見ていただけると嬉しいです。
ファングプラス(FANG +)など主要のチャート
ファングプラス(FANG+)指数のチャート
ファングプラス(FANG+) : 先週1週間のチャート 〜3/29
ファングプラスFANG+の1週間チャートを見ていきましょう。
上のグラフで見ると何だか大きく下落したように見えますが、数字で見ると-45ポイント(-0.5%)程度です。結果、ほんの少しだけ下落したといった内容の1週間でした。
1週間で -45(-0.5%)でした。
ファングプラスの1週間の値動きを下にまとめました。
日付 | ポイント数 |
---|---|
2024/3/25(月) | 10,043(始値) |
2024/3/26(火) | 9,998 |
2024/3/27(水) | 10,043 |
2024/3/28(木) | 9,998(終値) |
2024/3/29(金) | 休場(Good Friday) |
先週金曜日はGood Fridayのため、米国市場は休場でした。
下落率の計算方法は?
下落率 = (下落後の数値 − 下落前の数値) ÷ 下落前の数値 × 100
ファングプラス5年間のチャート
ファングプラスの過去5年間のチャートを見てみましょう。
過去 5年で見ると+ 7,362(+279%)です!
5年前に100万円を投資して放置していたら、約279万円になっています!
短い期間で売却すると損をしてしまう場合がありますので、長期間(10年以上)で運用するのが最適解ですね。
過去のグラフで見ると下落してから、回復するまでに1年くらいかかることもありますし、何度も5%程度の下落はありますので、長期運用をベースに日々の値動きにあまり一喜一憂せず日常を過ごす事がポイントです。
主要インデックス比較チャート
ここでは米国株の主要インデックスファンドの比較チャートを見ていきましょう。
ファング(FANG +)、S&P500、NASDAQ100の1週間比較チャート 〜3/29
Googleファイナンスよりココが作成
先週はS&P500の独り勝ちでした。(微増ですが)
ただ、ファングプラスもナスダック100も気にするほどの下落ではありません
上昇しても下落しても、大きく一喜一憂しない事が長期間保有していける秘訣です。
次は5年間で比較したチャートを見てみましょう
ファング(FANG +)、S&P500、NASDAQ100の5年間比較チャート
Googleファイナンスよりココが作成
なんと!5年前からこの3銘柄に投資している人は全員プラスです
今後も「米国経済」が発展し続けると思える人は今から運用しましょう!10年後には「今日が安値」であると私は思っています。
ファングプラスを運用する際のポイント
2022年に運用を開始した人が2023年のはじめに売却していた場合、収益はマイナスに・・・。一時的に下落する事は絶対にありますので「狼狽売り」をしないようにする事が大切です。
次は、米10年国債チャートです。
米10年国債チャート
【米10年国債】1週間チャート 〜3/29
Googleファイナンスよりココが作成
週の半ばまでは上昇していましたが、後半に戻して4.206となりました。少し上がって終わった感じですね。
次は年初来のチャートを見てみましょう。
【米10年国債】年初来チャート
今年に入ってからのチャートを見ると、
+0.26
6.6%上昇しています。
通常、金利が上がると株価は下がりやすくなり、金利が下がると株価は上がりやすくなります。これをシーソーの関係と例えられたりしています。
安全な投資とされている債券(金利)の利回りが上がると、リスクを取って株式投資をする必要が減少します。投資家が株式から債券に投資先を変更すると、株価が下がる可能性があります。
次はドル円のチャートです
【ドル円】為替のチャート
【ドル円】1週間チャート 〜3/29
3月22日(金)151.4180 → 3月29日(金)151.3450
1週間で見ると横ばいで終わりました。
3月の中旬くらいから円安傾向になって現在151円台にいます。
このまま円安が続くのか、円高に戻されるのか今後に注目です。
ドル円の過去5年のチャートも見てみましょう。
【ドル円】5年間チャート
ドル円を5年で見ると、ハッキリと円安傾向ですね。
ただ150円の所で3回、円高に押し戻されているのが分かります。
「利下げはすぐに行われない」などの理由からドルが買われて円安になっているようですね。 市場の気持ち
円安ドル高だと、円よりもドルを持っている方が資産が増えますからね。
次は、アメリカ経済速報です。
アメリカ経済速報
注目イベントは2月の「PCE価格指数」発表
3月29日に米商務省から発表された「2月のPCE価格指数」の結果について解説します。
PCE価格指数とは、米国の経済活動全体の約7割を占める個人消費の動向を把握するために用いられます。
米国の物価の動きを知る上で重要な指標ですね。
3/29発表 2月のPCE価格指数
[ワシントン 29日 ロイター] – 米商務省が29日発表した2月の個人消費支出(PCE)価格指数は前年同月比2.5%上昇でロイターがまとめたエコノミスト予想と一致した。1月は2.4%上昇だった。
前月比では0.3%上昇。エコノミストの予想は0.4%上昇だった。1月分は0.3%上昇から0.4%上昇に小幅上方修正された。
変動の大きい食品とエネルギーを除いたコアPCE価格指数は、前年比2.8%上昇と、伸び率は2021年3月以来、2年11カ月ぶりの低水準だった。1月は2.9%上昇だった。前月比では0.3%上昇で1月の0.5%上昇(0.4%上昇から小幅上方修正)から減速した。
FRB当局者が「スーパーコア」として注目する住宅・エネルギーを除くPCEサービス上昇率は前月比0.2%で1月の0.7%から鈍化した。
個人消費支出は前月比0.8%増と、伸び率は2023年1月以来の大きさだった。1月の0.2%増から伸びが拡大した。
LPLファイナンシャルのチーフエコノミスト、ジェフリー・ローチ氏は「コアのサービスインフレは鈍化しており、年内続く可能性が高い」とし、「米連邦準備理事会(FRB)が6月の会合を開く時までには、金利正常化プロセスを始めるのに十分な説得力を持つデータになっているはずだ」との見方を示した。
REUTERS
米国の金利を決めるFRBが重要視している「PCE物価指数」。FRBは、物価目標を2%としており、コアPCEが目標を達成しているかどうかを金融政策判断の重要な材料としています。
インベスティング・ドットコムより作成
前年比のグラフを見ると徐々に2%に近づいて来ているように見えますね。
PCE物価指数 前年比(2024年2月)
PCE総合
- 結果 2.5%
- 予想 2.5%
PCEコア
- 結果 2.8%
- 予想 2.8%
予想と結果は全く同じでした!
予想通りの結果を受けて、為替はほぼ変化がありませんでした。重要な指標であるPCE物価指数を問題なくクリアしたことから週明けの株価は上がっていくのか注目したいと思います。
PCEの発表後のパウエル議長の発言
PCEの発表後のパウエル議長は何を発言したのでしょうか?
[ワシントン 29日 ロイター] – 米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長は29日、この日公表された2月の米個人消費支出(PCE)価格指数は「私たちの期待に沿った」内容だったとの見解を示した。
サンフランシスコ地区連銀での公共ラジオ番組のインタビューに応じたパウエル氏は「昨年下半期に得られた多くの良好な数値ほど低くはなかったものの、私たちの期待により沿っていたことは間違いない」と発言。今回の結果に「過剰に反応することはない」と述べた。
今回の発言は先週の連邦公開市場委員会(FOMC)後の会見内容に沿ったものだった。
変動の大きい食品とエネルギーを除いたコアPCE価格指数は2月に前月比0.3%上昇。パウエル氏は先週、0.3%を「かなり下回る」と予想していたが、2月の結果がFRBの基本的な見通しを損なうものではないと言及した。
パウエル氏は、利下げを開始する前にインフレ率の鈍化が進むことを「より確認する必要がある」と指摘。「利下げを開始するという決定は非常に、非常に重要なものだ」とし、「現在は経済が力強く、労働市場も力強い。インフレ率も縮小してきている。私たちは慎重に決定することができるし、そうする」と説明した。
REUTERS
パウエル議長はいつも通りの発言という感じですね。
インフレ率は鈍化してきているけど、「もっと実感が欲しい」みたいなことですね。
この調子でインフレ率が徐々に2%に落ち着くことを願いたいですね。
次は、私の収益報告です。
ファングプラスFANG+の新NISAでの収支報告
この企画は、私が新NISAで「大和-iFreeNEXT FANG+インデックス」を「毎月1,000円」の少額投資をしていき、その収支を毎週報告するものです。
私が購入したのは「大和-iFreeNEXT FANG+インデックス」です。
このインデックスファンドについての収益を毎週報告します。
収益結果
- +372円
- +12.40%
2024年に入ってからはずっとプラスで推移しています!
クレカ上限が10万円までに切り替わったのでFANG+ファングプラスの積立額を変更しました!
5月1日からはクレカで「月5,000円」積み立てます。
2024年11月からSBI証券でのクレカ積立のポイント還元率が変更になります。これは、改悪と言っていいかもしれません。2024年10月分までのポイントは現行通りもらえますが、その後はポイント還元率に条件があります。ポイント目当ての人は2025年から他の証券会社に移るかもしれませんね。
次は、特集「iFreeレバレッジ FANG+とは」です!
合わせて読みたい
【特集】iFreeレバレッジ FANG+とは
今回は「iFreeレバレッジ FANG+」について特集していきます。
レバレッジファンドは「リスクが高い」
レバレッジファンドとは、通常のファンドに比べてリスクが高いものを指します。
インデックスファンドのレバレッジとは、少ない資金で指数と同じ値動きを目指す仕組みです。
具体的には、以下のような特徴があります。
- 指数の2倍、3倍など、設定された倍率で値動きを目指します。
- 通常のインデックスファンドより高いリスクとリターンが期待できます。
- 長期投資には向かず、短期的な売買に適しています。
- 投資経験が少ない方にはおすすめできません。
など
レバレッジファンドは、リスクが高いため、すべての投資家におすすめできるわけではありません。上昇する際に2倍、3倍となりますが、下落する時も同じく大きく下落します。
「iFreeレバレッジ FANG+」と「iFree NEXT FANG+」の比較
iFreeレバレッジ FANG+とiFree NEXT FANG+の比較表をご覧ください。
ファンド名 | iFreeレバレッジ FANG+ | iFreeNEXT FANG+インデックス |
---|---|---|
主な販売会社 | SBI証券、楽天証券、マネックス証券、松井証券など | SBI証券、楽天証券、マネックス証券、松井証券など |
委託会社名 | 大和アセットマネジメント | 大和アセットマネジメント |
NISA運用 | なし | つみたて投資枠・成長投資枠 |
カテゴリ | 株式ブル型 | 国際株式・北米(F) |
ベンチマーク | なし | NYSE FANG+指数(円ベース) |
信託報酬 | 1.275%以内 | 0.7755% |
設定日 | 2020/08/19 | 2018/01/31 |
トータルリターン(直近3年年率換算)2024年4月時点 | 5.57% | 26.99% |
注目点は、トータルリターン
なんと、通常倍率の「iFree NEXT FANG+」の方が成績が良いです!
実際のグラフで見てみましょう。
運用の難易度が低いのは、通常の「iFreeNEXT FANG+インデックス」を長期で保有ですね。
「iFreeレバレッジ FANG+」の方は、ボラティリティが高く、値動きを知らないと損をして終わってしまう可能性が高いと思います。
レバレッジインデックスファンドは一般的に短期運用と言われています。
株価が安い時に買って、高い時に売るというやり方で収益を上げる方法に使われることが一般的です。株についての勉強、知識が必要になってきます。
投資初心者に、レバレッジ商品はあまりおすすめできませんが、底値で買うことができて、高値で売ることができれば大きく収益を伸ばすことができるでしょう。
レバレッジインデックスファンドは信託報酬が高い
もうひとつの注目点として、レバレッジインデックスは「信託報酬が高い」ことが挙げられます。
信託報酬の比較
- iFreeレバレッジ FANG+ 1.275%以内
- iFree NEXT FANG+ 0.7755%
倍近くの信託報酬(コスト)が運用中の間かかります。
仮に100万円を1年間運用したとすると
- iFreeレバレッジ FANG+ 年間で12,750円
- iFree NEXT FANG+ 年間で7,755円
5年の運用だと(値動きは考慮せず)
- iFreeレバレッジ FANG+ 年間で63,750円
- iFree NEXT FANG+ 年間で38,775円
となり、24,975円の差がつきます。
この差が地味に収益を減らしてしまう要因になったりします。「大きく収益をあげたい」「レバレッジをかけてみたい」という人はしっかり勉強をすることをおすすめします。
レバレッジってなんか難しいんですね。
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(FANG+)ファングプラス通信14号まとめ
私の投資方針は、「最低でも10年は手放さずにガッチリとホールドしていく事」です。
まだ新NISA始めてないよっていう人も、大手ネット証券会社なら月100円から投資できますので、少しづつ始めてみてはいかがでしょうか
FANG+ファングプラス通信15号は4月8日(月)の予定です。
良かったらブックマークして、また見に来てくださいね
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
この記事が少しでもお役に立てたら幸いです。
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